フルスタック株式会社
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エンジニア:R.S

「守る仕事」から「つくる仕事」へ

エンジニア|R.S(28歳・男性)/2024年入社/前職:自動車ディーラーの整備士
現場:大規模ネットワークの刷新・リプレース・設計/提案

動いているものを維持する側から、新しくつくる側へ。入社2年で担当する工程が変わりました。整備士だった僕にとって、それは想像以上にしっくりくる変化でした。

担当

大規模ネットワークの刷新、老朽機器のリプレース、設計書作成・提案

出張

全国への出張が月1〜2回

夜間作業

月1回程度。休日に出た場合は代休を取得

転職を考えたきっかけと、フルスタックを選んだ理由

前職は自動車ディーラーの整備士です。5年間、車検から故障診断まで担当していました。手に職はついていましたし、仕事そのものに不満があったわけではありません。

きっかけは二つあります。ひとつは、EV化が進むなかで、これまで積み上げてきた整備の技術がそのまま通用しなくなる場面が増えてきたこと。もうひとつは、単純に年収が頭打ちだったことです。この先10年、同じ場所にいて何が変わるのかが見えなかった。

それならもう一度、伸びしろのある技術を学び直そうと考えました。ITを選んだのは、「症状から原因を絞り込んで、手を動かして直す」という仕事の型が整備と近いと感じたからです。

フルスタックを選んだ理由は、条件がごまかされていなかったからです。試用期間3ヶ月は月給22万円で、研修中も同額を支給すると明記されていた。職階ごとの年収レンジと、次に上がるための条件も公開されていた。転職活動をしていると「頑張り次第です」としか言わない会社が本当に多くて、その中でここだけは数字で答えてくれた印象でした。

入社時の苦労と、現在の仕事

苦労したのは技術そのものより、最初の現場での言葉です。会議で飛び交う略語が一つも聞き取れず、メモを取ろうにも音として拾えない。整備の世界では自分が説明する側だったので、何も分からない側に戻るのは正直きつかったです。

助かったのは、社内に一番近い上司としてPeople Leadがついていたことでした。客先に出たあとも1〜2ヶ月に一度は1on1があります。そこで「聞き返すのが恥ずかしい」と言ったら、「その場で聞かない方が後で全員の工数を食う」とはっきり言われて、ふっきれました。翌日から会議で聞き返すようにしたら、周りの反応はむしろ好意的でした。

いま担当しているのは、大きな会社のネットワークを新しくつくり直す仕事です。長く使われてきた古い機器を入れ替え、構成そのものを組み直していく。設計書を書いて、お客様に「こうしませんか」と提案するところまでが自分の担当範囲です。

リプレース対象の機器。設定を投入して動作を確認する

守る仕事とつくる仕事の一番の違いは、正解が決まっていないことでした。監視や保守は「あるべき状態」に戻すのが仕事ですが、構築は「あるべき状態」を自分たちで決めなければいけない。最初は決めることが怖かったのですが、根拠を積み上げて説明できれば通る、と分かってからは面白くなりました。壊れた車を直すのではなく、一から組み上げる感覚に近いです。

全国への出張が月1〜2回、夜間作業が月1回程度あります。ネットワークの切り替えは業務を止められない時間帯にやるので、これは仕事の性質上どうしても発生します。ただ、休日に出た分は代休が取れるので、埋め合わせがきかないということはありません。

スキルUPの秘訣

僕がやっているのは、その日業務で触った機器の設定を、家に帰ってもう一度自分の言葉で書き直すことです。現場では手順書どおりに叩いているだけの部分があるので、「なぜこの順番なのか」を後から埋めていく。これをやるかやらないかで、1年後の差が大きく出ると思います。

構築側に回ってからは、リプレース案件で「なぜ前の構成がこうなっていたのか」を必ず調べるようにしています。過去の設計には必ず理由があって、それを知らずに新しくすると同じ落とし穴を踏む。整備でも、前の整備士がなぜその部品を選んだのかを見る癖がありました。

資格はCCNPを取りました。手当が月12,000円つきます。受験費も教材費も会社負担なので、実質的な自己負担はゼロです。あとは2ヶ月に一度の勉強会・交流会も役立っています。現場が違えば構成も運用ルールも違うので、「その手があったか」となることが多いです。

今後の目標

次はエキスパートの職階です。いまは決められた方針の中で設計・構築をしていますが、その前段の基本設計、つまり「何をどう作るか」を決める側に回りたい。お客様との提案の場に出るようになって、そこが一番面白いところだと気づきました。

お客様との打ち合わせ。移行方針を提案し、課題を共有する

それともうひとつ、後輩の育成に関わりたいと思っています。整備士時代に後輩を教えていた経験があるので、教えることの難しさも面白さも知っているつもりです。この会社では育成への貢献が評価項目に入っているので、そこに時間を使うことがちゃんと評価につながる。前職にはなかった仕組みです。

プロフィール

座右の銘:原因は必ずある

休日の過ごし方:バイクの整備とツーリング。出張先で少し時間が空くと、その土地を走ってから帰ります。

One day|ある一日の仕事

  • 10:00 出社・チーム朝会。当日の作業範囲と担当を確認
  • 10:30 リプレース案件の設計書作成、既存構成の調査
  • 12:00 昼休憩
  • 13:00 検証環境で新機器のコンフィグ投入・動作確認
  • 15:30 お客様との定例MTG。移行方針の提案と課題の共有
  • 16:30 作業手順書の更新、当日作業のエビデンス整理
  • 19:00 退勤(切替作業がある日は、夜間帯に別途対応)

応募を迷っている方へ

異業種からの転職に、遅すぎるということはないと思います。僕は28歳で未経験からのスタートでしたが、2年で「守る側」から「つくる側」に移りました。ただ、勝手に成長させてもらえるわけではありません。分からないことを分からないと言い、手を挙げる。それができる人には、この会社の制度はかなり強力に効きます。前職の経験は、思っているより無駄になりません。

エンジニア R.S

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